2024年4月 海藻フィールドワークを開催
ご応募の段階からたくさんのお問合せをいただき、
早くも4月に、海藻を取り巻く課題や魅力を体感できる機会をまた設けることとなりました。
ここでしか食べることのできない海藻料理を食べ...
「海藻フィールドワーク」
開催概要
開催日程 |
2024年4月6日(土)13:00〜4月7日(日)11:00 |
場所 |
静岡県西伊豆町 |
参加対象者 |
海藻に関心がある方、食文化の継承や地球環境の変化に関心がある方 |
プログラム内容 |
海藻の生産現場見学、海でのフィールドワーク、一流シェフによる海藻料理の食事会、海藻を起点に考えるワークショップ等 |
定員数 |
20名 |
参加費用 |
5万円(税別)
※参加費に含まれるもの:講義・宿泊・食事(1日目夜、2日目朝)・フィールドワークに関係する機材のレンタル、プログラムに関する移動等・イベント保険料が含まれています。ご自宅から集合場所、及び、 解散場所からご自宅までの交通費や、プログラム中にご自身で使われる備品などはご負担ください。
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申込期日 |
2024年3月24日(日) 23:59 |
運営体制 |
主催:合同会社シーベジタブル、おいしい学校(一般社団法人おいしい未来研究所) 協力:西伊豆町 |
<備考>
・雨天の場合はプログラムを変更実施、荒天中止となります
・客室は4人ほどの相部屋になります
<<お申し込みは、こちらのフォームから>>
▼海藻の可能性を探究する、5つのプログラム
海藻を多面的に探求すべく、計5つのプログラムから構成しています。
1. 海藻の生産現場見学
現場を訪れ、海藻の生産について学びます。シーウィードキャンプを行う静岡県西伊豆町は、シーベジタブルの海藻の生産・研究拠点があります。2022年6月頃から、西伊豆町の田子湾で海藻の生産を行い、2023年冬には小さな研究拠点を立ち上げました。
2. 海でのフィールドワーク
海に潜って、自分自身の目で海の現状を見つめ、生えている海藻について学びます。シーベジタブルの海面での生産現場を海の中から見ることで、海藻が海の生態系に与える影響を直に感じていただきます。
3. 海藻料理の食事会
地上の植物は探求し尽くされ、様々な栽培技術や調理方法が確立していますが、海藻の世界は、はじまってすらいないものばかりです。過去から現在へと受け継がれる食文化を守ると同時に、新たな海藻食文化をつくることで、海にも人にも良い未来が広がっていると信じて日々活動する、シーベジタブルのテストキッチンによる海藻料理を食べていただきます。
4. シーウィードレクチャー
海藻は、これまで天然で採れていたため、栽培方法がほとんど確立されていません。近年、海藻が減少しつつある中で、シーベジタブルは、海藻採取・種苗生産・栽培技術等の研究開発を自社で行い、陸上と海面における栽培方法の確立から、海藻の新たな活用方法の提案までを一貫して担っています。シーウィードレクチャーでは、これらの取り組みの紹介の他、海苔や昆布など、海藻業界をリードする研究者の皆さんから海藻の現状や展望を学びます。
5. ワークショップ
海藻から考える"海藻視点"を用いて私たちには何ができるのだろう。
そんな問いとともに2日間を共に振り返りましょう。
▼当日のスケジュール(予定)
<1日目> |
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<2日目> |
8:00:朝食 |
※プログラムは変更になる可能性があります
<シーウィードキャンプ 講師紹介>
新井章吾(海藻研究所 所長/シーベジタブル海藻生態担当)
石坂秀威 (料理開発担当/シェフ )
シドニー出身。QUAYなどの有名店で修行を重ね、オーストラリアのU30の料理コンテストで優勝。2018年東京にオープンした『INUA』でスーシェフとして料理開発を担当。その後シーベジタブルと出会い、社内の研究チームから届く海藻をテストキッチンで日々研究。料理業界でも知られていない海藻の食材としての可能性を発信してきた。2023年春に京都で開かれた『noma Kyoto』にも料理開発から参画。(写真:©Nathalie Cantacuzino)
蜂谷 潤(シーベジタブル共同代表)
大学時代に、“海洋深層水を活用したアワビ類及び海藻類の複合養殖”のビジネスプランを構想し、事業化するべく研究活動を行う。その後、海藻の生産に特化する形で共同代表の友廣と共にシーベジタブルを創業。日本各地の減少しつつある海藻を再生させることで海を豊かにすべく、海藻の種苗生産から、陸上・海面での栽培方法の確立まで、主に研究/生産メンバーとともに新たな挑戦を繰り返している。