いま「海藻」は、サステナブルでヘルシーな食材として世界中から注目を集めています。世界銀行の報告(※1)では、食利用にとどまらず肥料・飼料やバイオプラスチック等の可能性も含め、2030年までに最大1.7兆円規模の市場に成長すると予測されています。
日本は1,500種類以上の海藻が生息し、50種類以上を食してきた世界有数の海藻文化を持つ国です。しかし近年、環境変化により天然・養殖ともに生産量の激減に加え、国内の1人あたり消費量も過去30年で約50%減少(※2)するなど、文化と産業が途絶える危機に直面しています。
この現状を変え、海の可能性を切り拓くために合同会社シーベジタブルは活動しています。
私たちは、激減する海藻の種苗生産に関する基礎研究から行い、「陸上栽培」と「海面栽培」における量産化の技術を確立。新たな加工法や食べ方の開発、飲食体験事業までを一貫して取り組んでいます。
海藻で 海も人も すこやかに
※2 農林水産省「食料需給表」をもとに算出
私たちはこれらの技術を核に、
大きく4つの事業を展開しています。
◼︎生産・加工・販売
種苗生産から食卓にのぼる料理開発までを一貫して取り組むことで、今までにない美味しい海藻を届ける
◼︎研究開発・実証研究・調査研究
これまで存在しなかった海藻の種苗生産や量産技術を確立し、その生態系への効果を調査データで裏付けることで、企業や地域の未来に貢献する
◼︎飲食体験
海藻の新たな美味しさを飲食体験としてひらき、食文化を育む人の輪を広げる
◼︎新規事業開発・協業
海藻食文化のさらなる発展に加え、食以外の可能性も探求するため、多分野の企業との協業を推進する
「海藻を食べる」という
日常の循環へ
私たちが目指すのは、「海藻を食べる」という日常の行為を通じて、4つの価値が共に芽生える社会です。さらに今後は、食の枠を超えた領域へと、その可能性を広げていきます。
⚫︎人の健康をつくる
⚫︎食文化をつなぎ、新しい食文化をつくる
⚫︎地域の産業・生業をつくる
⚫︎海の生態系を回復させる
過去から受け継がれてきた海藻食文化を守るだけでなく、未知なる美味しさを提案し、現代の食卓へ。美味しい海藻を育て、多くの人に届け、技術を社会へ還元していくことで、海も人もすこやかな未来を、皆さんと共につくっていきます。
組織体制
共同代表
蜂谷 潤 | Jun Hachiya(写真左)
岡山県出身。大学時代に“海洋深層水を活用したアワビ類及び海藻類の複合養殖”のビジネスプランを構想し、事業化に向けた研究を行う。その後、海藻の研究・生産に特化する形で友廣と共に合同会社シーベジタブルを創業。研究者として、日本各地で減少しつつある海藻の種苗培養や陸上・海面での栽培技術の確立を牽引するほか、自治体との連携推進も担う。研究・生産メンバーと共に、豊かな海を取り戻すための新たな挑戦を続けている。
友廣 裕一 |Yuichi Tomohiro(写真右)
大阪府出身。大学卒業後、全国の農山漁村を訪ねる旅の中で蜂谷と出会い、ビジネスプランの構想を手伝った縁から共に合同会社シーベジタブルを創業。地域での事業立ち上げなどを経て、現在はシーベジタブルにおける組織づくり、企業との事業開発、東京・八重洲の飲食拠点の立ち上げなどを推進。人や組織をつなぎながら、新たな海藻食文化を社会へ広げるべく駆け回る。
取り組んでいる地域
シーベジタブルは、海藻の陸上栽培と海面栽培を全国30箇所以上で取り組んでいます。(試験段階も含む)
高知、三重、愛媛、熊本、秋田、静岡、熊本、山口、北海道、沖縄、他
沿革
受賞・選出歴
メディア掲載
SEA VEGETABLE CYCLE
(シーベジタブルサイクル)
2026年10月から2027年春までの期間、百貨店、デベロッパー、飲食店、流通、料理人など多様なパートナーと連携し、海藻を「食べる」ことを起点に、海や食文化、地域の豊かな巡りを社会全体へ広げていく共創プロジェクトです。
会社名:合同会社シーベジタブル
創立年:2016年
共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一
顧問弁護士:山本 龍太朗
顧問税理士:向谷 一
事業内容:海藻の研究・生産・加工・販売・飲食・など
本社所在地:高知県安芸市穴内乙 688-9
陸上で取り組んでいる地域:高知、三重、愛媛、熊本、岩手、他
海面で取り組んでいる地域:北海道、秋田、静岡、三重、愛媛、山口、熊本、他
SEAVEGE- Kitchen Lab:東京
*自社で開発した生産設備に関する特許取得済み
