シーベジタブルの

「すじ青のり」

シーベジタブルが創業当時から主に生産している「すじ青のり」は、青のりの中で最も香り高く、最高級品種と言われる海藻です。

かつての主産地であった高知県四万十川では、河口部の水温上昇に伴い収穫量が激減し、2020年に出荷量が0kgになりました。そんな中、私たちは世界初となる清浄でミネラル豊富な地下海水を用いた陸上での栽培を行い、独自に開発した設備(特許取得済)や生産ノウハウによって、高品質なすじ青のりを通年で安定的に供給しています。

このページでは、シーベジタブルの「すじ青のり」の特徴をご紹介します。

シーベジタブルの「すじ青のり」10の特徴

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1. 世界初、清浄でミネラル豊富な地下海水を用いて陸上栽培している(*1)

2. 海面養殖の青のりに比べて異物混入が少ない

3. 独自開発した設備(特許取得済)やノウハウで生産している

4. 全国各地の栽培拠点で通年栽培しているため安定供給できる

5. 食物繊維やミネラルが豊富(*2 鉄分:ほうれん草の64倍、カルシウム:牛乳の7倍など)

6. 新鮮なうちに乾燥させることで、雑味を抑えた、繊細でさわやかな香りが楽しめる

7. アオサと比べて青のりらしさを感じる「香り」が約3.82倍高い(*3)

8. 他社国内産と比べて、香りの主成分(ジメチルスルフィド)が最大4.5倍高い(*4)

9. 複数地域の青のりの株を保有し、季節に応じて最も適した株を選んで育てている

10. 温かいお料理の仕上げや、乳製品やオイル系が合う

*1:一部の養殖場では表層水を使用)
*2:「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の「藻類/あおのり/素干し」
*3:成分分析ブランディング調べ
*4:徳島県吉野川産養殖すじ青のりを使用

すじ青のり(生)

全国でほとんど流通しない生のすじ青のりを、地下海水を用いる陸上栽培により、一年を通して安定した生産が可能。乾燥した状態と比べて、鮮やかで美しい緑色で、絹のような柔らかな食感が特徴。揚げ物にすることで、すじ青のり本来の香りが引き立つ。

*現在「すじ青のり(生)」は、卸・業務向けの限定販売商品です。

すじ青のり

青のりの中で最も香り高いと言われる品種。新鮮なうちに乾燥させることで、雑味を抑えた繊細でさわやかな香りが楽しめる。成分分析の結果、吉野川産の他社製品と比べて、香りの主成分(ジメチルスルフィド)が最大4.57倍高いという結果が出ている。

シーベジタブルの「すじ青のり」をもっと知る




すじ青のりは、海藻界の香りの王様

すじ青のりは、青のり類の中で最も高級で香り高いと言われています。香りの成分分析を行ったところ、他社品に比べ最大で約4.57倍高いという結果が出ています。このコラムでは、その理由や特徴を活かした調理方法を紹介しています。


 

すじ青のりは、栄養豊富な“海の野菜”

すじ青のりは、鉄分やカルシウム、ビタミンといった人間に欠かせない「栄養素」や、うまみ成分とも言われるグルタミン酸が豊富に詰まっています。このコラムでは、主に栄養素について紹介しています。


 

すじ青のりが秘めた 食材としての魅力 / ナビゲーター:石坂秀威

シーベジタブルの海藻は、これまで、世界各国30以上のミシュランの星に輝いたレストランから街場の居酒屋まで幅広く愛用され、今までになかった新たな海藻料理が日々世界中で開発されています。シーベジタブルの料理開発担当シェフ・石坂秀威に、すじ青のりの魅力をインタビューしました。


 

海藻と発酵を掛け合わせた「青のりしょうゆ」

「青のりしょうゆ」は、シーベジタブルのテストキッチンが手がける自社ブランド「Re-seaweed」で開発した大豆不使用のしょうゆです。「青のりしょうゆ」は、ミシュラン最高位の3つ星を獲得したデンマークのレストラン「noma(ノーマ)」が、京都で開催した「Noma Kyoto 2024」でも採用されるなど注目を集めています。


 

<メディア紹介>

すじ青のりにフォーカスいただいたメディアの記事をご紹介します。

海藻界の香りの王様とも称される「すじ青のり」独自の技術「陸上栽培」で希少なその味を伝える(高知まるごとネット)

「海藻」の力で海の生態系回復や食文化創造を目指す(特許庁|とっきょ)

OSAJI journal|interview

海藻栽培で海、人、地域に幸福な循環を(RICOH)


 

インタビューシリーズ「EAT & MEET SEA VEGETABLE」

日本橋三越本店と伊勢丹新宿店で、海藻の新たな食体験を通じてその可能性に触れることができる特別イベント「EAT & MEET SEA VEGETABLE」が2024年に開催されました。総勢120店舗以上が海藻を使って料理開発を行う中で、実際に海藻料理やスイーツを開発した商品企画担当者やバイヤーの方々から寄せられた声をお届けします。


 

インタビューシリーズ「未来の海藻のつくり方」VOL.3

シーベジタブルで、料理人や飲食店経営者や企業担当者らと最も多く対話を重ねてきたマネージャーの寺松千尋にインタビューしました。陸上で育てる「すじ青のり」の特徴について解説しています。