海藻の世界の歩き方 〜みりん編〜「塩蔵 生みりん」使い方のススメ

シーベジタブルの「塩蔵 生みりん」は、表面はコリッと、噛んでいるとジュルッとした食感に変化します。また、元々水分量の多い海藻なので味が染み込みやすいのも特徴。

そんなミリンの魅力を、最大限楽しむためにぜひ参考にしてほしい、使い方のポイントをまとめました。


\まずはじめに/ 
美味しく食べるための下準備 ~塩抜き~

じつはとても大事な工程、塩抜き。
一見難しくて面倒くさそうですが、じつは野菜を洗うような感覚でとっても手軽にできるんです。

調理をする前に、合わせる食材や目指したい食感に合わせて、水に浸けておく時間を調整しながら塩抜きをしましょう!

________________________________________________

<ミリンの塩抜き方法>

①周りに付いた塩を落とすために、ミリンをたっぷりと水を入れたボウルに入れ、水を替えながら2回洗い流します。

②水を入れたボウルで8〜10分ほど塩抜きをします。

(※ボウルのサイズやミリンの量によって、塩抜き時間が異なる場合があります。)

 
③味見をしてお好みの塩味になったことを確認してから、ザルで水気を切り、キッチンペーパー等でミリンに付いている水分を取り除いてから料理にお使いください。

*塩味と食感をしっかり残したいときは塩抜き時間を短めに、プリッとした食感を楽しみたいときは塩抜き時間を10分以上と長めにするのがオススメです。 

*熱で溶ける性質があるため、温かい料理に加える場合は、最後にサッと混ぜたり、のせたりすることでミリンの食感を活かすことができます。

________________________________________________

\続いて本題!「塩蔵 生みりん」使い方のススメ/ 

1.漬け込む

オイルなどの調味料や出汁、柑橘の果汁に漬け込むだけで、旨味を吸い込んでプリプリ食感に。漬け込む素材によって、塩抜き時間を調整し、塩抜き後はしっかりとキッチンペーパー等で水気を取り除くのがポイント。

煎酒やオイルに漬け込むと、保存性も高まり、作り置きができるのが嬉しいですよね。

使いたいときにサッといろんなお料理の付け合わせに使えます。

◎オススメ素材:煎酒、オリーブオイル、レモン汁

▲ ミリンのオイル漬け

▲ ミリンとセロリのピクルス

2.シンプルにそのままで

食感が特徴的な海藻なので、シンプルに楽しんでも◎

塩抜きをしたミリンを、ポン酢やお好みの調味料と合わせて。
毎日の食卓で手軽に美味しくお召し上がりいただけます。

◎オススメ調味料:ポン酢、辣油

▲ 辣油と合わせて冷奴に

3.他の食材と合わせる

お好きな味付けで和えて、魚介類や野菜などと合わせると、食感の違いが際立ちます。

液体ともよく絡むので、ポタージュに添えたりバーニャカウダの具材にしたりするのもオススメ。

刻むとねばりが出るので、ねばねばを活かしたお料理とも相性抜群です。

◎オススメ料理:ナムル、カルパッチョ、なめろう

▲ミリンのナムル

▲ ごまさばミリン

▲ スープにミリンを添えて

 

はじめて手にする食材って、なんだかドキドキ・・
だからこそ自分のお気に入りの食べ方を見つける楽しみがありますよね。

みなさんもお好みの食べ方をみつけて、ぜひ日常的に味わってみてください!

この記事を書いた人:おまゆ