【海藻の生産部門】SEA VEGETABLE Meetup 高知

※応募は締め切らせていただきました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

シーベジタブルは、これまで食べられてきたけど採れなくなった海藻や、美味しいけど食べられてこなかった海藻の採取にはじまり、栽培(種苗培養、設備開発、水質分析、試験生産)、収穫と製品化、販売、料理開発まで、一貫して行っています。その過程で、海藻を共に栽培するパートナーとなる地域の漁師、栽培設備の開発事業者、海藻食を共に広げてくれる料理人など、様々な人たちが関わることで、海の生態系を豊かにすることを目指しています。

昨今、社会的に注目を集めているネイチャーポジティブの観点や、食材としてのポテンシャルの高さに期待が寄せられるなか、同時多発的にプロジェクトが進んでいます。そのため、シーベジタブルの活動に参画していただける生産部門のメンバーを募集します。このMeetupイベントを通して、みんなに愛される美味しい海藻を共につくり育てていく仲間と出会えることを楽しみにしています。お互いを知るカジュアルなイベントです。共同代表の蜂谷潤と友廣裕一の他、陸上栽培と海面栽培の現場責任者のメンバーも参加し、働き方や、仕事の面白さ、大変さなどリアルな話をお伝えします。選考ではなく、まずはシーベジタブルを知る機会として設けているのでリラックスして参加ください。

 

◾️想定している仕事内容(一例)

シーベジタブルでは、各地で多様なメンバーがそれぞれの経験やスキルを活かして、主体性を持って業務に取り組んでいます。今回募集するポジションは、高知エリアにおける海藻の生産に関する業務です。

主に高知県内にある、すじ青のり生産拠点をフィールドに、より良い品質の、すじ青のり生産や、会社のメッセージでもある「海藻で 海も人も すこやかに」へとつながるようなアクションを地域と連携して生み出していくなど、生産現場におけるマネジメント業務や生産に関する各種業務に取り組んでもらえる仲間を募集します。今回は、海藻に関する専門的な知識の有無は問いませんが、研修などを経て実際に海藻の生産について理解していただき、生産に関する各種業務や、生産現場におけるマネジメントに携わっていただく可能性もあります。

◾️想業務内容の例

・生産現場(主に高知エリア すじ青のり生産拠点)における生産管理・改善業務
・生産現場(主に高知エリア すじ青のり生産養殖拠点)における各種作業
・生産現場(主に高知エリア すじ青のり生産拠点)における教育業務
・在庫管理や発送業務に関する各種業務
・海藻栽培に関する作業一式

◾️こんな方におすすめ

・海藻に対して関心を持って仕事に取り組める方(業界未経験者歓迎)
・シーベジタブルの取組みに共感し、自分ごととして仕事に取り組む姿勢がある方
・ご自身のやり方に固執せず、柔軟性をもって現状の改善や課題解決に取り組める方
・チームでの業務やプロジェクトの経験がある方
・多様なメンバーが協力し合い、お互いを補完しながら働くことでチームをよい状態に保てる方
・基本的なパソコンのスキルセットがある方(オンラインでのミーティングやコミュニケーションツールの操作など)



◾️マッチングの流れ
 

STEP1:Meetupに応募いただく
※応募者多数の場合は、選考させていただきます
STEP2:Meetupの参加案内を受け取る
STEP3:Meetupに参加する
STEP4:Meetupへのご参加を経て、ご関心をお持ちいただける場合は、Meetup後にエントリー意思をご連絡しますので、正式にご応募ください

想定報酬

報酬は応相談
稼働時間:160時間/月(短時間での勤務も応相談)
※2ヶ月程度は、有料の研修期間としております。マッチングする場合には、面談後に報酬や稼働時間をご相談させていただきます。


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◾️開催概要

開催日:2024年6月6日(木) 19:30〜21:00
応募期間:〜6月3日(月) 正午
開催場所:高知県高知市内 ※Meetupにご応募いただいた後、詳細の住所をご案内いたします
定員:10人程度を想定
※応募者多数の場合は、選考させていただきます
参加方法:フォームからエントリーしてください

◾️応募のスケジュール

6月3日(月) 正午 募集締め切り
6月4日(火)頃 参加可否のご連絡

◾️当日のタイムスケジュール

2024年6月6日(木) 

19:15〜19:30 受付
19:30      Meetup スタート
19:30〜19:50 シーベジタブルについて(共同代表 蜂谷潤、友廣裕一)
19:50〜20:10 担当者から、お仕事のご紹介
20:10〜21:00 交流会
※プログラムは変更になる可能性があります

 

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◉チャレンジを通して描く未来

シーベジタブルは、これまで食べられてきたけど採れなくなった海藻や、美味しいけど食べられてこなかった海藻の採取にはじまり、栽培(種苗培養、設備開発、水質分析、試験生産)、収穫と製品化、販売、料理開発まで、一貫して行っています。日本の海域には約1500種類を超える海藻が生息し、そのすべてが毒を持たず、食用になり得るとされています。しかし、世界で最も海藻食文化が進んでいると言われている日本でさえも、食卓に並ぶのは数十種類だけ。1400種類以上もの海藻が未知なる食材として眠ったまま存在しています。過去から受け継がれる海藻食文化を守っていくと同時に、新たな海藻食文化をつくることで、海にも人にも良い未来を広げるために、活動しています。

◉世界初、地下海水をつかった青のり陸上栽培

シーベジタブルが特に生産に力を入れているのは、青のりの中で最も香り高く最高級品種と言われるスジアオノリです。かつての主産地であった高知県四万十川では、河口部の水温上昇に伴って収穫量が激減し、2020年には出荷量がついに0kgになりました。シーベジタブルは、世界初となる清浄でミネラル豊富な地下海水を用いた陸上での栽培を行い、独自に開発した設備(特許取得済)や生産ノウハウにより、高品質なスジアオノリを通年で安定的に供給しています。

◉海の生態系を豊かに育む海面栽培

海藻が形成する藻場は“海のゆりかご”と言われるように、魚や貝などの生き物たちの命を育む機能があり、海の生態系のバランスを保っています。しかし海水温が年々上昇していることで、海藻を食べるアイゴなどの魚やウニの活性が高い時期が長期化し、その結果、全国各地で食害が大きく発生し、藻場が激減しています。こうした状況の中で私達ができることの一つが、海面で海藻を栽培することでした。海水温が下がって食害を受けない時期や海域を特定し、そこに適した海藻を栽培すれば、一時期だけでも海に海藻がある状態をつくることができます。どうしても食害を受けてしまう状況では、カゴなどを使って栽培することが可能です。これにより今まで活用されていなかった海域に海藻がある状態を長い期間つくっていくことができ、海の生態系を豊かに育むことができると考えています。

陸上栽培と海面栽培により、全国各地で希少品種の海藻の研究と生産に取り組み、「食べられてきたけど採れなくなった」「美味しいけど食べられてこなかった」海藻を、レストランやホテルといった事業者を始め、生活者に向けて販売しています。

 

<シーベジタブルメディア掲載>

海藻の栽培から食の提案まで、海の生態系を育み循環をつくる(ICC FUKUOKA 2024)

海藻の養殖が、海の変化を食い止める。シーベジタブルが目指す海の生物多様性(Yahoo! JAPAN SDGs)

NHK WORLD - JAPAN