季節のおすすめ海藻レシピ3選 ~2023盛夏~

 夏真っ盛り。溶けてしまいそうなくらい暑いですね。

「毎日汗だく…」「クーラーで冷えて気怠い…」
そんな悩みが増える季節。

今回は、たくさん汗をかいた日や暑くて食欲がない日にもおすすめしたい、
シーベジタブルの海藻を使ったレシピを紹介します!

 

はばのり鶏塩ラーメン

難易度☆★★

海の家の定番メニュー 塩ラーメン。
ハバノリをこれでもかとたっぷりかけたら、ミネラル補給もバッチリ!
今回はスープから作るレシピですが、もちろん市販のスープでも◎

〈材料〉2人分
そのまま干した はばのり:お好みの量たっぷり
・中華麺:2玉
・鶏むね肉:350~400g
・長ネギの青い部分:1本分
・生姜:1片
・白髪ネギ:20g
・塩:12g
・水:1200cc
・ごま油:お好みで

〈作り方〉

1.鶏むね肉の皮をはずし、別にしておく。むね肉を包丁を倒して切った面が広くなるようにカットする。切った鶏むね肉の表裏に下味程度(分量外)の塩を振りかけておく。

2.鍋に水、塩、長ネギの青い部分、生姜は皮つきでスライスして入れ、蓋をして一度沸騰させる。沸騰したら火を止めて、切った鶏むね肉と外した皮も入れて蓋をする。そのまま20分置いておく。

3.鶏の中心まで火が入っているか確認してから、全ての具材を取り出し、お好みで味を調える。

4.別の鍋にたっぷりの湯を沸かして、麺を茹でる。その間に、鶏むね肉を食べやすい大きさに切り、スープは再度沸かして熱々にしておく。
白髪ネギは、氷水にさらしておく。

5.器に水気を切った麺、熱々のスープ、鶏むね肉、白髪ネギを盛り付けて、最後にお好みで炙ったハバノリをたっぷりとかける。お好みでごま油を垂らしても美味しい!

 

ミリンの冷やしおでん 

難易度☆★★

おでんと言えば、冬のイメージですが、冷やして食べる夏のおでんも格別。
出汁が絡みやすいミリンは、おでんの新定番になるかも。
とうもろこしやナスなど、お好きな夏野菜で作ってみてください!

〈材料〉2人分
塩蔵 生みりん(塩抜き前):50g
・茹で卵
・オクラ(お好きな野菜で)
・結びしらたき
・こんにゃく
・練り物(ちくわなど)
■一番だし(作りやすい量。使うのは180ml)
・昆布:5g
・花かつお:8g
・水:500ml
・塩:5g

〈作り方〉

1.ミリンは塩抜きしておく。

2.出汁をとる。鍋に軽く拭き取った昆布と水を入れて30分以上つけておく(一晩おけるならおく)。

3.2の鍋を弱火にかけて、沸騰直前で昆布を取り出し、花かつおを一気に入れたらいったん火を止めて、全部が湿るのを待つ。

4.再び弱火に戻して1~2分煮たら味見をし、ざるにキッチンペーパーを敷いて、濾す。(鰹節の味が薄ければ、あと1分程煮る)おたまなどで、軽く押して全て濾す。

5.出汁の鍋に分量の塩と野菜を入れて、程よい固さになるまで弱火で煮る。

6.味見をして、塩加減と野菜の固さを確認して、物足りなければ塩で味を整える。火を消して残りの具材を入れたら、ゆっくり冷ます。

7.お好みの温度まで冷ましたら、器に盛りつける。
水気を切った1のミリンも、出汁が染みるように一緒に盛る。

 

とさかのりのジェノベーゼ

難易度☆☆★

トサカノリとタコのコリコリした食感が美味しい!
手作りジェノベーゼソースとの相性も抜群。
ちょっとしたおもてなしにも、ぴったりな簡単海藻サラダです。

〈材料〉2人分
塩蔵 とさかのり(塩抜き前):50g
・蒸しダコ:50g
・フルーツトマト:1~2個
■ジェノベーゼソース
・バジルの葉:10g
・カシューナッツ:8g
・塩:ひとつまみ
・オリーブオイル:40g

〈作り方〉

1.トサカノリは塩抜きしておく。

2.タコと、よく洗ったフルーツトマトを、お好みの厚さ(レシピは1㎝程)に切っておく。

3.ミキサーにオリーブオイルを入れて、冷蔵庫で軽く冷やす。
※バジルの緑色がきれいに出るようにするため

4.3に、包丁で粗く刻んだカシューナッツと塩を入れて、ペースト状になるまでよく混ぜる。バジルの葉を入れて、再度よく混ぜる。
味を見て、塩が足りなければ足す。軽く混ぜたら器に移しかえて、冷蔵庫で冷やしておく。
※油分が固まりすぎない程度に冷やす

5.お皿に1のトサカノリを広げて、タコとトマトも盛り付ける。上から4をかけたら完成。具材とソースを絡めて、召し上がれ!